
ミドルシニア・シニア世代にあたる、50代・60代。
50代・60代のかたは進行した歯周病や歯根破折などにより、多くの歯を失ってしまうケースが少なくありません。
今回は、歯を失ってしまった50代・60代のかたが歯を補うとき、一つの選択肢としてのインプラント治療をご紹介します。
目次
■50代・60代のかたがインプラントで歯を補うことのメリット
50代・60代のかたがインプラントで歯を補うことには、以下のような、たくさんのメリットがあります。
1.安定性が高く、しっかり食べ物を噛める
歯科医療では、「老いは「噛みにくい」「噛めない」から始まる」とされています。
実際、歯周病が進行して歯・歯周組織がガタガタな状態のかたは、しっかり食べ物を噛めないケースが少なくありません。
歯・歯周組織がガタガタで治療を尽くしても歯を残せそうにない場合は、インプラントが選択肢として挙げられます。
インプラントとは、顎の骨に直接、人工の歯根であるインプラント体を埋め入れる治療法です。
安定性が高いインプラントにすることで、弾力のあるお肉・お刺身、繊維質の野菜・お魚、歯ごたえのあるナッツ類・おせんべいなど、さまざまな食材をしっかり噛んで食事を楽しめます。
2.残っているほかの歯を傷つけない(残っている歯の寿命の延伸にもつながる)
歯科医院で歯を補う治療(インプラント、ブリッジ、入れ歯など)を受ける際は、残っている歯へのダメージ(残っている歯の寿命)にも注意しましょう。
インプラントは失った歯の箇所にのみ、人工歯根(インプラント体)を埋め入れます。インプラントは残っている歯を傷つけません。
インプラントにすることで、残っている歯の寿命の延伸にもつながります。
{ブリッジ、部分入れ歯は残っている歯を傷つけてしまうことも}
ブリッジや部分入れ歯は、長年使われてきた信頼性のある治療法で、多くのケースで有効です。ただし「残っている歯で人工歯・義歯(入れ歯)を支える」構造で作られており、残っている歯が傷つくことがあります。
3.固定式のため、発音しやすい
インプラントは、取り外しができない治療のため、ご自身の歯に近い感覚で発音しやすいです。
4.ブリッジ、入れ歯と比べて、顎の骨の吸収が起きにくい
人工歯根があるインプラントは、噛むことで刺激が伝わり、顎の骨の吸収(顎の骨が溶けてしまうこと)が起きにくいです。
5.しっかり食べ物を噛むことで、認知症予防につながる
健康な歯が20本以上残っているかたと比べて、「歯を失い、歯を補わずにそのままの状態にしているなど、しっかり噛めないかた」は約2倍、認知症にかかりやすい、という研究結果が報告されています(※)。
(※)神奈川歯科大学大学院 山本龍生教授
「歯科から考える認知症予防への貢献」
(2017年)より引用。
歯周病などにより歯を失ってしまったときは、安定性が高くしっかり噛めるインプラントにすることで、噛む刺激を得やすくなります。しっかりと噛む刺激を得ることで、認知症の予防にもつながります。
6.自然な白さの歯の見た目に近づけられ、口元に自信を持ちやすくなる
透明度が高いセラミックなどを選ぶことで、インプラントの人工歯は自然な白さの歯の見た目に近づけられます。
インプラントにより、自然な白さの歯の見た目に近づけられると、口元に自信を持ちやすいです。
口元に自信を持つことで、お出かけ・外食・旅行などの人付き合いやお仕事などの日常生活の場面において、積極的になる効果も期待できます。
■50代・60代のかたがインプラント治療を受けるときの注意点
◎歯周病治療や骨造成が必要になるケースがあります
歯周病が中度~重度に進行しているなど、歯周組織の状態が思わしくない場合、歯周病治療(歯周外科治療)や顎の骨を増やすための骨造成が必要になるケースがあります。
【50代・60代はまだまだこれから】
人生100年と言われる、日本。50代・60代のかたは、まだまだ人生は長いです。
歯を失ったかたが、この先の長い人生をしっかり食べ物を噛んで食事を楽しむためには、安定性が高いインプラントが選択肢として挙げられます。
お口のお困りごとがあるかたは、当院までお気軽にご相談ください。インプラントの相談費は無料です。
